PowerChute Serial Shutdown(PCSS)は、シュナイダーエレクトリックのUPS管理ソフトで、電源状態の監視・分析や、停電時にUPSに接続された機器を安全にシャットダウンするための設定をするソフトです。
PCSSをインストールした後、管理コンソールにログオンすると、初期セットアップ画面が表示され、画面に従い簡単な設定を行います。
しかし、後日、設定確認のために再び管理コンソールにログオンすると、また同じ初期セットアップ画面が表示されてしまいました。
ちゃんと完了しなかったのかな?と思い、初期セットアップをし直しましたが、それでもログオンのたびに初期セットアップ画面が表示されてしまいます。
原因と解決方法
公式のFAQに原因と解決方法が載っていました。
コンセントの設定で「コンセントグループ1がPowerChuteエージェントがインストールされたサーバーに電源供給していることを確認して下さい。 」の右側のチェックボックスがチェックされていないと、ログオンのたびに初期セットアップの画面が表示されてしまうとのことです。
見落としやすそうな位置にチェックボックスがあるので、スルーしてしまう人も多そうですね。
終わりに
PCSSに限らず、適当に読み流して「次へ」、「次へ」・・・ということはやってしまいがちなので注意したいです。
これはまだいい方ですが、一度設定すると元に戻すのが面倒なものも結構あるので・・・