データベースにPostgreSQL(ポスグレ)を使用している環境では、管理ツールとしてpgAdminを使用することがあるかと思います。
pgAdminを使用することで、画面上の操作のみで簡単にデータベースのバックアップやリストア(復元)を行うことができます。
コマンドに抵抗のある人にはありがたいツールです。
しかし、pgAdminをインストールしたての状態だとバックアップやリストアを行うことはできず、ちょっとした初期設定が必要になります。
始めに
この記事では、日本語化したpgAdminを使用して設定方法を紹介しています。
pgAdminを日本語化していない方は、まずは日本語化することをオススメします。
1分程度で日本語化することができます。
【PostgreSQL】pgAdminを日本語化する方法初期設定なしでバックアップやリストアを実行しようとすると・・・
「設定ダイアログでPostgreSQLのバイナリパスを指定してください。」といったメッセージが表示され、実行できません。
バイナリパスを指定すれば良さそうです。
バイナリパスを指定する方法
設定画面が開かれたら、左側の項目から「バイナリパス」をクリックすると、右側の画面が切り替わります。
右側の画面を下へスクロールすると、「PostgreSQLのバイナリパス」を設定する箇所があるので、PostgreSQLのバージョンに応じた設定箇所のバイナリパスを指定します。
以下の画像は、PostgreSQL11をデフォルトのインストール先にインストールした場合の例です。
pgAdminiの画面左側のツリーからServersの下にある「PostgreSQL XX」の部分をクリックし、画面右側の「プロパティ」をクリックすることで確認できます。
今回の場合は、メジャーバージョンだけ確認できれば良いので、①の部分だけ見れば良さそうですが・・・
終わりに
pgAdminインストール直後の初期設定として行っておくことをオススメします。