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【SQL Server】DBバックアップをネットワークパスへ作成できない場合の対処方法

SQL Server Management Studio 2019にて、データベースのバックアップを取ろうとした時のこと。

エラーが表示されてバックアップに失敗してしまいました。

いつもと違う操作とすると、バックアップ先がローカル以外のパスであるということ。

ちょっとした設定で解決したので、覚えているうちに対処方法を書いておきます。

現象

バックアップ先にネットワークパスを指定してバックアップを実行すると、以下の画像のようなエラーが表示されました。

ちなみに、ローカルパス指定でバックアップをすると普通にバックアップできました。

原因

調べてみたところ、バックアップ時に使用するユーザーアカウントにバックアップ先へのアクセス権がないことが原因のようでした。

その通りであれば、バックアップ先の資格情報を保持したユーザーアカウントをバックアップ時に使用するユーザーとして指定するよう設定変更することで解決するかと思います。

ここで指定するユーザーはSQL Serverのサービスアカウントというものらしいです。

解決方法(SQL Serverサービスアカウントの設定)

  • 手順1
    スタートメニューから「Windows 管理ツール」をクリック
  • 手順2
    サービス」をダブルクリック
  • 手順3
    SQL Server(MSSQLSERVER)」を右クリックし、「プロパティ」をクリック
  • 手順4
    ログオン」タブをクリックし、バックアップ先にアクセスするための資格情報を保持したユーザーアカウントを指定し、「OK」をクリック

    以上で設定は完了になりますが、可能であればSQL Serverを再起動しておいた方がよいでしょう。

終わりに

私の場合は上記の方法でネットワークパスにDBバックアップを作成することができるようになりました。

DBバックアップを作成するユーザーなんてあまり意識したことはありませんでしたが、サービスアカウントとして設定しているものが使われているんですね。

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