PS2のpop’n musicやコナステ版のpop’n music Livelyをやるにあたり、どのコントローラーを購入すべきか悩まれる方は多いと思います。(高いですし)
この記事では、アーケードに近い感覚でプレイできるもの、改造しやすいもの、静音化性能等の観点からポップンコントローラーを比較していきたいと思います。
また、最近公式から発表されたプレミアムモデルのコントローラーとの比較についても触れていきたいと思います。
ハロー!ニャミだよ~
— ポップンミュージック公式@武装神姫OP曲&隠し64曲解禁&KAC開催&カードコネクトで新弾! (@popn_team) November 20, 2020
コナステ「pop’n music Lively」が遊べる「pop’n music 専用コントローラ プレミアムモデル」がいよいよ登場!詳しい情報こちら #popn #popnlively #おうちでポップン #コナステ https://t.co/JzcdGHNxnh pic.twitter.com/bAtDu161PH
前提条件
pop’n music(Lively、PMS、PS2版)をアーケードに近い感覚でプレイすることを目的とします。
よって、公式コントローラーの「ポップンコントローラ」、「ポップンコントローラ2」や非公式コントローラーの「GENBU POP’N MINI」等のアーケードサイズからかけ離れているコントローラーは比較対象外とします。
あと当然ですが、私が持っていない、または触ったことのないコントローラーについては比較できません。(@_@;)
ポップンコントローラーの比較
通称「アケコン」。2002年に公式から発売されたコントローラーです。
私は「コントローラー」と末尾を伸ばす派なのですが、公式の表記が伸ばしていないのでそれに準じます(笑)
ちょっと使用してみたので比較対象に追加します。
詳細については後ほど追記するので少々お待ちください。
参考 pop'n music専用コントローラ プレミアムモデルコナミスタイル商品詳細ページ
通称「プロコン」。 2021年に公式から発売されたコントローラーです。
こちらも「コントローラー」ではなく「コントローラ」表記。(どうでもいい。)
アーケード新筐体に近いデザインになっています。
某トップランカー様のレビュー配信が参考になります。
12/3(木)20:00よりespots銀座storeにて、popnコントローラプレミアムモデルのレビュー配信をやらせて頂く事になりました。
— たつ (@vTATSUv) December 1, 2020
しっかりガッツリプレイしてその使用感(ACとの差、静音性、押した感覚等)を少しでも多くの方に伝えられたらなと思っています。
宜しくお願いします!😃 pic.twitter.com/pDALhHSY2Y
ボタンサイズや配置間隔はアーケードと同じとのことですが、ボタンのスイッチ部分がラバーコンタクト(接点ゴム)になっています。
弐寺の専コンと呼ばれるコントローラーを触ったことがある方はわかると思いますが、スイッチ部分がマイクロスイッチの場合(アーケード仕様)と比べて押し心地はかなり違います。
上のレビュー動画を見ていただくと、ボタンを押した時にポコポコ鳴っているのがわかると思います。
一方で、アーケードのボタンはマイクロスイッチなのでカチャカチャ、シャカシャカといった音になるため、打鍵感は結構変わってくると思います。
逆に良く捉えるなら、改造なしである程度静音化されているコントローラーと言えるのではないでしょうか。
購入者によると、かなり打鍵音がうるさいらしく静音化改造必須とのこと。
静音性については、かなり気になる人も多かったとは思いますが、少し残念ですね・・・。
ここから少し余談になります。
ポップンDAOコンの静音化をいろいろ試してわかったことなのですが、コントローラーがうるさくなる一番の原因はボタンの底と受け皿の部分がぶつかる音だったりします。
プレコンはボタンの底と受け皿の部分に緩衝材となるものが入るわけではないですが、ボタンとスイッチの接点にゴムが使われているため、ボタンの底と受け皿の部分も強く当たることなく音が抑えられています。
ボタンの底と受け皿の間に緩衝材になるものを挟めばさらに静穏化できると思います。
【pop’n music】プレミアムコントローラーの静音化改造まとめボタン交換が不可なことから気になるボタンハマりについてですが、こちらも弐寺専コンをいじっていた時の経験談にはなるのですが、ハマりの原因のほとんどが汚れによるもので掃除してあげれば大体は解消します。
接点のゴムがヘタってズレてしまいボタンがハマってしまうということが稀にありましたが、それも10年以上使い続けて(弐寺の専コンは昔からやっている人から譲り受けました)やっと出てきたくらいなので、ボタンハマりについてはあまり問題ないでしょう。
次に、ボタンの重さ調整が可能なのかという点についてですが、こちらもレビュー動画内で「バネは200gを使用」などと言っていることからバネ交換による重さ調整は可能かと思います。
マイクロスイッチの場合とは違いスイッチ部分での調整は不可能ですが、バネ交換のみで十分軽いボタンにすることができると思います。
バネは使用しておらず、重さはゴムシートや厚紙等で底上げによる調整が必要とのことです。
コントローラーの接続についてですが、USBでの接続になるのでPS2版のポップンでは遊ぶことができないのでご注意ください。
また、LEDはないのでアーケードのようにボタンを光らせることができません。
プレミアムコントローラーの特徴
- アーケード新筐体に近いデザイン
- ボタンサイズや配置間隔はアーケードと同じ
- 打鍵感はアーケードとは異なる
改造なしである程度静音化されている(購入者レビューによると爆音とのこと)- ボタンハマりの心配はない
ボタンの重さはバネ交換で調整可能(バネ不使用)- PS2版ポップンで遊ぶことはできない
- ボタンが光らない
通称「DAOコン」。DJ DAO氏作制作の非公式コントローラーです。
デザインはアーケード旧筐体にかなり近いものになっています。
プレミアムコントローラーと同様にボタンサイズや配置間隔はアーケードと同じです。
ボタンのスイッチ部分はマイクロスイッチになっており、こちらもアーケードと同じです。
改造次第にはなるかと思いますが、アーケードと同じ打鍵感でプレイできるようになります。
しかし、DAOコンの場合は静音化しないとプレミアムコントローラーよりはだいぶうるさいと思います。
プレコンもかなり打鍵音がうるさいとのことで、DAOコンの場合も同程度か少しうるさい程度かと思われます。
静音化しなくてもできないこともないですが、マンション・アパート、遅い時間にプレイする場合は静音化しておいた方が近隣の方や家族とトラブルになる可能性を下げることができるでしょう・・・(◎_◎;)
ボタンの重さ調整に関しては、スイッチとバネどちらも交換可能なことからプレミアムコントローラーよりも細かい調整が可能になります。
コントローラーの接続についてですが、以下の画像のようにコントローラーから伸びてる接続端子は3つあります。
プレミアムコントローラーのようにUSBでLivelyは問題なくプレイできますし、PS2用のケーブルを使ってPS2版のポップンも遊ぶことができます。
また、赤いUSBから電源供給することでアーケードのようにボタンを光らせることもできます。
DAOコンの特徴
- アーケード旧筐体に近いデザイン
- ボタンサイズや配置間隔はアーケードと同じ
- 打鍵感はアーケードとは同じ
- 改造なしだとうるさい
- ボタンハマりの心配はない
- ボタンの重さはスイッチ交換とバネ交換で調整可能
- PS2版ポップンで遊ぶことができる
- ボタンが光る
通称「KCGコン」。かみさか氏制作のポップンコントローラーの最新作(2021/01/21時点)。
購入して使用してみたので後ほど追記します。
終わりに
値段については触れませんでしたが、プレコンは32,780円 + 送料1,000円、DAOコンはgamo2というサイトで購入すると40,600円でセール時に購入するとプレコンくらいの金額くらいまで落ちます。
また、プレコンは予約受付終了しているので、中古での購入になり多少前後するかと思います。
そう考えると金額面ではあまり変わらないかもしれませんね・・・
- 公式じゃないと嫌だ
- 新筐体デザインが好き
- アーケードに近い押し心地にはそこまで拘らない
改造が面倒(ラバーコンタクトだが打鍵音は大きく改造は必須)- LivelyやPMSで遊べればよい
- ボタンが光らなくてよい
- 公式でなくてもよい
- 旧筐体デザインが好き
- アーケードに近い押し心地に拘りたい
- 改造は面倒に感じない
- LivelyやPMSだけでなくPS2版ポップンも遊びたい
- ボタンを光らせたい(配信や動画撮影時の見栄え?)
公式のプレコンについて、Twitterでプレコン購入者の情報を収集している限りでは改造なしで満足にプレイできている人はいませんでした。
改造なしの状態だと、無反応・過反応があったり、うるさいといった声がほとんどで、中には改造してみてもうまく反応しなかったりする方もいました。
確かに公式のコントローラーということもあってデザインはとても良いですし、専用コントローラーということで今後Livelyがアップデートしていっても使えなくなるといったことはないでしょうし、その点は安心できます。
しかし、上記の通り性能面ではいくらか難があるようで、満足にゲームをプレイするという点では私のオススメはDAOコンということになります。
今後もしプロフェッショナルモデルのコントローラーが出るのであれば改善に期待したいですね。
僕はDAOコン派ということもあって今回はプレコンの購入は見送ったのですが、弐寺やボルテのようにさらにアーケードに近づけたモデルが発売されれば購入すると思います。
他の音ゲーに比べると、特にポップンはキャラクターの熱狂的なファンがいることもあり、デザイン面や公式ブランドという点が大きなメリットに感じる方は多くいるはずです。
そんな出せば出すだけ売れるような気がするコンテンツなので公式には頑張ってポップンを盛り上げてほしいところ・・・
最後に、DAOコンのスイッチ・バネの交換方法と静音化改造、プレコンの静音化改造についてこちらで紹介していますので、よろしければご覧ください。m(_ _)m
【pop’n music】ポップンコントローラーのスイッチ・バネ交換方法 【pop’n music】安く簡単にできるポップンコントローラーの静音化改造 【pop’n music】プレミアムコントローラーの静音化改造まとめここまでお読みいただきありがとうございました。(^-^)